放熱適合とマシン寿命の関係
ショートサーキット(排気熱の再循環)や局所熱だまり等で不完全なマシン運用となっている例がよくあります。マシン動作に問題が出ていない場合には高温運用でも対応策が取られず、又は気づかずに使い続けてしまっていると思われます。
具体的な温度で言うと室温28度に対してラック内温度がプラス7度上昇の35度前後になるような環境はよくありがちで常にギリギリの状況。ここで問題となるのはマシン動作の可否ではなく寿命短縮のリスクです。
温度による劣化はファンモーター等の回転部軸受のグリス寿命が大きな要因。
温度が高くなるにしたがって急激な変化があり、某メーカーの技術解説では温度が15度上昇するごとに寿命が半減する(!)とあります。
今が問題なくてもマシン買換えが早まれば継続的な運用コストで大きな損失。問題を先送りせず早め解決で未来へのコストを削減しましょう。
放熱適合診断とカイゼン策を承ります。
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